Roots
ブランドコンセプト
蔦華環という世界

蔦華環(ツタハナメグル)は、植物の美しさを暮らしの中で身近に感じられたら…
という想いから生まれました。
図案のモチーフは、北海道で観察される植物を中心に、
緑、花、実──季節とともに移ろう植物の姿を丁寧に見つめ、
その変化を、そっと表現していきます。

ブランド名の「蔦華環」は、
「蔦」のようにどこまでも連なり広がるテキスタイルのイメージ、
花と実を静けさの中に「華」やかさをもって描きたいという想い、
「環」は、季節がめぐり、つながりが生まれ、想いが広がっていく様子を映す言葉として、
この名前を選びました。
日常のなかに自然の息吹がそっと寄り添うようなアイテムをお届けできたらと思っています。

植物に導かれて

幼いころから、植物が好きでした。
農学を学び、土に触れ、食を育み、そして今は、花を描いています。

影響を受けた人々と、その作品に
ターシャ・テューダーの静かな庭と流れる時間、
ウィリアム・モリスの植物と生き物を豊かに表現した構図、
牧野富太郎の科学と詩情が融合した植物画。

それぞれの作品が、私にとって大切なインスピレーションとなり、
植物を描く上での指針となっています。

植物とともにある暮らしのなかで、
季節のうつろいをそっとすくい上げるように、ひとつひとつの図案に込めています。