蝦夷小林檎の実り

蝦夷小林檎の実り

蝦夷という名のつく植物で、花も実も美しいものを一番最初のモチーフに選びました。
北海道の静かな森の中で、または暮らしの近くに、ふと顔をのぞかせるエゾノコリンゴの花と実り。春の風に揺れる白い花々、秋に鮮やかに実赤い実。季節をめぐり紡がれる美しい変化を、色鮮やかなパターンで表現しました。

エゾノコリンゴ

学名:Malus baccata var.mandshurica
英名:Manchurian Crab
分布:北海道、本州中部以北、南千島など
説明:ズミ(コリンゴ)によく似ているが、エゾノコリンゴにはズミのように新梢につく葉に深い切れ込みはみられない。また、開花前のつぼみの色も異なり、エゾノコリンゴは白から淡紅色に対し、ズミは赤色。
札幌の公園でも見られるエゾノコリンゴ。5月から6月にかけて開花し、実は9月ごろ赤くなるようです。